今年の曳山まつりは数年に一度の三基揃い踏みということで米原に向かいました。
以前からこの子ども歌舞伎を見たいと思っていたので絶好のチャンスです。
ところが二回目の壽山(じゅざん)組の演目が始まる頃から雨が降り出し、三回目の松翁山組の演目を見るのを諦めて帰りました。
今回はこの日一回目の旭山組の仮名手本忠臣蔵 七段目 祇園一力茶屋の場を記事にしました。
演じるのは小学校1年生~6年生の男の子、その素晴らしい演技に相当なお稽古をされたのだろうと思います。
生憎のお天気で残念な気持ちで一杯でしたが、すごく楽しませて頂きました。
今回見れなかった分は次回の楽しみに取っておくことにしましょう。





場面は祇園一力茶屋
右手は大星由良之助、小学5年生ながら貫禄を感じます。
そして左は斧 九太夫(小学2年生)
何と可愛い老け役でしょう、ちょこんと座る姿がなんとも
由良之助に討ち入りの意思があるのかを探っている場面です。

先程の三番叟との二役です。

また衣装が綺麗 見事な女形です。

右手は寺岡 平右衛門(小学4年生) お軽の兄
討ち入りの仲間に加えて欲しいと思っています。

1時間ほどの公演ですが目が離せません。
多数の見せ場があります。


女性の仕草が素晴らしかったです。



最後までご覧下さってありがとうございます。
お礼に少し参考程度にして頂けたらと思います。
歌舞伎は精通していない限り台詞が分かりずらいこともあります。
子ども歌舞伎が始まる前に小冊子のパンフレットを配布して下さいます。
そこに2ページほど、あらすじを漫画で解説しているところがあります。
ここを読んでおくとストーリーも分かりやすく、子ども歌舞伎を一層楽しく観覧できると思います。
もちろん、米原曳山まつりのことも書かれていて、とても役に立ちました。
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