今回は行列の順番どおりではありませんが、甲冑武士の行列をピックアップしました。
登場する衣装の数々は専門家の方が時代考証をし、職人さんが忠実に再現したものなので見応えがあります。
また、それぞれの時代によって鎧や兜に変化があるのも見どころです。
織田公上洛列(安土桃山時代)
戦国時代、織田信長が家臣を従えて上洛した時の様子です。
信長の軍勢といえば鉄砲隊が有名ですが、
槍の長さもこれまでのものよりも数段長く、
突くというよりも主に叩くという戦法で、
かなりの威力を発揮したと伝えられています。
織田信長
信長の家臣、滝川一益
それぞれの家臣の兜が個性的です。
他にも柴田勝家、丹羽長秀の兜も特徴があります。
室町幕府執政列(室町時代)
足利将軍を中心に氏族が登場します。
室町幕府執政列(室町時代)
端午の節句に飾る兜です。
衣装もかなり派手目なものです。
室町幕府執政列(室町時代)
楠公上洛列(吉野時代)
楠木正成を中心にした行列
甲冑姿は勿論、馬の飾りも綺麗です。
楠公上洛列(吉野時代)
兜も戦国時代とは違った感じです。
楠公上洛列(吉野時代)
一般の武士の姿です。
延暦武官行進列(延暦時代)
征夷大将軍、坂上田村麻呂を中止にした行列です。
時代祭の中では一番昔の行列です。
延暦武官行進列(延暦時代)
西暦782~806年
こんなにも大昔の甲冑姿が再現されたことに感心しました。
延暦武官行進列(延暦時代)
鎧や兜はかなりシンプルに思います。
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