花園人の季節の足跡

関西の季節や行事を綴るブログです。

2022年08月

今年の山鉾巡行は196年ぶりに復活する鷹山の話題で持ちきりでした。
この日は朝から快晴、鷹山の復活に相応しい晴れ舞台となりました。
その鷹山の姿を生で見ることが出来て本当に良かった。



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196年ぶりに復活した鷹山、立派な曳山ですね。
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屋根や柱はまだ真新しい白木です。
これから回を重ねるごとに屋根が塗られたり、飾りも増えていくんですね
そう思うと、白木の姿はちょっとレアな写真が撮れた気がします。
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辻回しになると報道陣が前に壁を作ってしまいましたね
まるでサッカーのフリーキックの時のよう(苦笑)
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壁の隙間を縫って一枚
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遠ざかる鷹山、鷹の絵柄の見送りが素晴らしい。
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最後は一足先に2014年に復活を果たした大船鉾
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前回は木彫りの地肌だった竜頭が金色に塗られていました。
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豪華さを増した大船鉾、金の竜頭が眩しかったです。




新町御池で出発地点の烏丸御池に向かう山と鉾を撮りました。



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山鉾巡行の日を迎えた鷹山
周りの囲いを取り外す作業中でした。
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最初に来たのは八幡山でした。
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続いて北観音山
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3年ぶりの山鉾巡行
辻回しも気合が入っているようです。
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そして南観音山
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こちらの曳き子は青い法被です。
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音頭取りの浴衣の南の文字が目立ちます。
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豪快な辻回しを見ることが出来ました。


後祭の宵山は屋台は出ませんが、その分ゆっくりと見て歩けます。
また屏風祭も行われ、この時期にしか見れない貴重な品々を拝見出来るのも楽しみの一つです。



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夕暮れの北観音山
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夕立のあと
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祇園囃子を聞きながら
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黒主山の紅白の提灯に目を引かれた。
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ここにも夕立の恩恵が
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南観音山
例年なら子供たちのろうそくを売る童歌が聞けたのだが
今年はそれが聞けなかったのが残念だった。
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そろそろと屏風祭巡りに
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役行者山の御神体も拝見させて頂いた。

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やはり鷹山の辺りは人がいっぱい
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真新しい白木の屋根のところから祇園囃子が聞こえてきた。
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最後は四条通の南に向かい
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大船鉾を眺めて帰りました。








前祭の山鉾巡行で見た一場面をピックアップしました。


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郭巨山
舁き山の辻回しの時は担いで方向転換をします。
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四条傘鉾
友達同士でしょうか? ほっこりとさせてくれるシーンでした。
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綾傘鉾
棒振り踊りの棒裁きはお見事の一言に尽きます。
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綾傘鉾
こちらは太鼓方、棒振り方と一組で歩きます。
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放下鉾
操り稚児人形の「三光丸」
3人の人形方の巧みな技で見事な稚児舞いを披露してくれます。
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月鉾
月鉾は前祭、後祭をとおして一番大きな鉾で高さ約26m、重さ約12トン
そのてっぺんに乗る屋根方は日差しを遮るものは何もなく、
暑さとの戦いでもあります。
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岩戸山
こちらは一番低い位置に乗る人
巡行の時はここに割れ竹を収納します。
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鶏鉾
鉾がまっすぐに進むよう、棒てこで微調整します。
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鶏鉾
曳き子の赤い笠が並びました。
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船鉾
巡行の時の音頭取りは2人ですが、辻回しの時は4人に増えます。
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函谷鉾
辻回しを終えてほっと一息
幾度も祇園祭を経験されたベテランの方でしょうね。



前祭の山鉾巡行もいよいよ終盤を迎え、あと2基となりました。
何れも毎回順番が決まっている「くじ取らず」の山と鉾です。
最後から2番目が岩戸山、そして最後を船鉾が締めくくりました。



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岩戸山はその形から鉾と間違えられることがありますが山です。
鉾は真木を立てますが、山は松を立てます。
また、前祭では唯一の曳山でもあります。
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屋根の上に立つのは伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
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車輪の絵柄の浴衣が祇園祭らしさを感じます。
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エーンヤーラーヤー
音頭取りの掛け声で西に進んで行きました。
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前祭の最後を飾る船鉾
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舳先の金色の鷁が夏日に光りました。
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辻回しの一場面
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ここで見る最後の辻回しに少し名残惜しさを感じました。
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辻回しの終わった船鉾を見送りました。







23基が巡行する前祭の山鉾巡行も、中盤から終盤に差し掛かりました。



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油天神山、菅原道真公を祀る山です。
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山伏山、こちらの胴掛けも綺麗でした。
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鶏鉾
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鶏鉾
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占出山
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占出山の御神体、神功皇后
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放下鉾
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放下鉾
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放下鉾

山鉾巡行は余程の悪天候でないかぎり行われます。
以前に大雨の日の巡行を撮っていて、ひどい目に遭ったこともありました。
それも今は楽しい思い出になっています。
雨が降ると透明ビニールシートが被せられるので、見栄えが損なわれます。
今年はその心配もなく、それぞれの豪華な懸装品が見れました。



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交差点に差し掛かったのは函谷鉾
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巨体を軋ませながら辻回し
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稚児人形「嘉多丸(かたまる)」
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こちらは綾傘鉾の棒振り踊り
今回も見事な棒裁きが見れました。
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蟷螂山の御神体は御所車に乗る大カマキリ
本物そっくりに動く、からくり仕掛けです。
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随行の方の「拍手をするとカマキリが動きますよー」の声に
周りから笑い声が聞こえました。

3年ぶりの山鉾巡行
やはりこれがないと京都に夏が来た気がしません。
その日の朝方は曇っていた空が、巡行が始まる頃には晴れ間が見えて来ました。
京都市内の夏は晴れるととんでもなく暑くなるのですが、山や鉾の懸装品が一層映えて見えるので、これで良かったと思います。
暑い最中ではありましたが、久しぶりの山鉾巡行を楽しみました。



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毎回先頭を行く長刀鉾が差し掛かりました。
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ヨーイトセ ソレ ヨーイトセ
音頭取りの掛け声で辻回しが始まります。
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ギギギッと音を軋ませながら鉾を方向転換します。
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今回のお稚児さんです。
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遠ざかってゆく長刀鉾を見送りました。
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長刀鉾に続いて今年の山一番を引き当てた孟宗山が来ました。
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孟宗山の御神体
真夏の京都に雪が積もりました。
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舁き山の中で辻回しの際に山を担いで何週が回ってくれる山があります。
その中の一つの郭巨山、見物客から大きな拍手が湧きました。






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