花園人の季節の足跡

関西の季節や行事を綴るブログです。

2025年05月

随心院のはねず踊りの際に招待伝統芸能として演じられた、千本ゑんま堂大念仏狂言の土蜘蛛
今回は後編です。



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土蜘蛛を取り逃してしまった源頼光
家来に命じて追っ手をかけます。
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そして、ついに土蜘蛛を見つけ出します。
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今度は逃すまいと最後の戦いが始まります。
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土蜘蛛も糸を出して応戦します。
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激しい戦いの末、土蜘蛛は討ち取られてしまいます。

季節の花の記事を優先したので、遅れた記事になりました。
随心院で行われる、はねず踊りの際に伝統芸能も行われます。
今回招待されたのは、千本ゑんま堂大念仏狂言の皆さんで演目は土蜘蛛でした。
土蜘蛛は中でも人気のある演目のひとつで、圧巻は土蜘蛛が糸を投げる場面です。
土蜘蛛は他に嵯峨大念仏狂言(清涼寺)でも拝見させて頂いたことがありますが、大きな違いは千本ゑんま堂の狂言は台詞があるということです。
嵯峨大念仏狂言の際に千本ゑんま堂の皆さんは台詞もあるので一層難しいとリスペクトをされていましたが、嵯峨大念仏狂言の土蜘蛛は振りや鳴り物の音で観客がそれぞれで台詞を想像する楽しみがあり、どちらの土蜘蛛も迫力のある舞台でした。


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舞台は病に伏せる源頼光の場面から始まります。
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小姓を演じるのは小学校低学年くらいの可愛い女の子でした。
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頼光を見舞いに二人の家来が訪れます。
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頼光はお礼に家来にお酒を振舞います。
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家来が下がった後、一人の僧侶が現れます。
実はこの僧侶の正体は土蜘蛛で、頼光の病は土蜘蛛の妖力によるものでした。
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頼光に襲いかかる土蜘蛛との戦いが始まります。
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あと少しのところで土蜘蛛を取り逃してしまった頼光
続きは次回にて


ツツジの名所の一つ、船屋形や浣心亭を背景に見るツツジは雰囲気があります。
園内の大部分は日本庭園ですが、一角に旧ハッサム住宅という洋館があり、それもまた神戸らしさを感じさせてくれます。
この日、正門の看板には5分咲きと書かれていましたが、もっと咲いていたような感じがしました。

2025.4.26



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訪れたのは丁度見頃を迎えた時でした。
風もなかったので、池に映る観音堂の水鏡がよく見えました。
また、参道の白壁の対面に咲く枝垂れ桜も綺麗でした。

2025.4.12


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