花園人の季節の足跡

関西の季節や行事を綴るブログです。

Category: 京都

京都三大祭のひとつの葵祭は、その中で一番静かなお祭りだと思います。
お囃子も鳴り物もなく、粛々と行列が進んで行きます。
その静けさが厳粛な神事であることを感じます。



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随心院のはねず踊りの際に招待伝統芸能として演じられた、千本ゑんま堂大念仏狂言の土蜘蛛
今回は後編です。



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土蜘蛛を取り逃してしまった源頼光
家来に命じて追っ手をかけます。
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そして、ついに土蜘蛛を見つけ出します。
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今度は逃すまいと最後の戦いが始まります。
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土蜘蛛も糸を出して応戦します。
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激しい戦いの末、土蜘蛛は討ち取られてしまいます。

季節の花の記事を優先したので、遅れた記事になりました。
随心院で行われる、はねず踊りの際に伝統芸能も行われます。
今回招待されたのは、千本ゑんま堂大念仏狂言の皆さんで演目は土蜘蛛でした。
土蜘蛛は中でも人気のある演目のひとつで、圧巻は土蜘蛛が糸を投げる場面です。
土蜘蛛は他に嵯峨大念仏狂言(清涼寺)でも拝見させて頂いたことがありますが、大きな違いは千本ゑんま堂の狂言は台詞があるということです。
嵯峨大念仏狂言の際に千本ゑんま堂の皆さんは台詞もあるので一層難しいとリスペクトをされていましたが、嵯峨大念仏狂言の土蜘蛛は振りや鳴り物の音で観客がそれぞれで台詞を想像する楽しみがあり、どちらの土蜘蛛も迫力のある舞台でした。


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舞台は病に伏せる源頼光の場面から始まります。
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小姓を演じるのは小学校低学年くらいの可愛い女の子でした。
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頼光を見舞いに二人の家来が訪れます。
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頼光はお礼に家来にお酒を振舞います。
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家来が下がった後、一人の僧侶が現れます。
実はこの僧侶の正体は土蜘蛛で、頼光の病は土蜘蛛の妖力によるものでした。
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頼光に襲いかかる土蜘蛛との戦いが始まります。
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あと少しのところで土蜘蛛を取り逃してしまった頼光
続きは次回にて


訪れたのは丁度見頃を迎えた時でした。
風もなかったので、池に映る観音堂の水鏡がよく見えました。
また、参道の白壁の対面に咲く枝垂れ桜も綺麗でした。

2025.4.12


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妙顕寺はソメイヨシノの他に紅枝垂れ桜も咲きます。
門を飾るように咲く紅枝垂れ桜が綺麗です。


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菜の花と桜の共演が見れるということで大御堂観音寺(普賢寺)に出掛けました。
菜の花は丁度満開を迎え、桜もほぼ満開でした。

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桜の背景にあるのは料理屋さんと旅館それに小川
神社やお寺の桜とはまた違った雰囲気がします。
ここの桜は京都らしい風情を感じさせてくれます。

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随心院に咲く紅梅の薄紅色は「はねず」という名で呼ばれていました。
その昔、この地に住む小野小町を慕う深草少将が、百夜通いを成し遂げれば思いが成就するということで、小野小町の元へと通い続けたのですが。
はねず踊りは、この物語を踊りと童歌で表したもので、はねず色の衣装を着た小学校4年~6年生の女の子たちが披露してくれます。
はねず色の衣装は勿論、傘をかぶりゆっくりとしたテンポで踊る姿はとても可愛いです。



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京都市内の早咲きの桜の名所もまだ殆どが蕾だった頃
妙蓮寺の桜はほぼ見頃を迎えていました。
こちらに咲くのは御会式桜(おえしきざくら)と呼ばれ、秋に妙蓮寺で行われる御会式の頃に花が咲き始めることからそう呼ばれています。

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今年は梅の開花がかなり遅れました。
北野天満宮もそうで、例年なら節分の時期には早咲きの梅がそこそこ咲くのですが、今年はまだ蕾のままでした。
それから1ヶ月以上経った3月の後半、ようやく見頃を迎えました。
この日はお天気も良く、折角なので花の庭にも入りました。
ここに咲く梅は白、紅、ピンクの濃淡などで、カラーバリエーションがとても綺麗です。

2025.03.20


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苔と岩が美しい波心庭も、この日はすっかりと雪化粧
紅葉とサツキの風景は今まで幾度が見たことがありましたが、雪景色を見たのは初めてでした。
丁度檀家の方が来られていて、障子を閉めて雪見窓から雪景色を見せて下さったのは幸運でした。

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光明院に向かう途中、臥雲橋から見た通天橋
帰る時には雪が解け始めていました。


宇治に雪が積もるのは稀なことです。
この時期に平等院に行くことはあまりないのですが、雪景色が見たくて出掛けました。
紅葉や藤の季節の平等院にはこれまで大いに楽しませて頂きましたが、鳳凰堂は雪化粧も良く似合います。

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北野天満宮の節分は福豆まきで締めくくられます。
豆を撒くのは狂言師の方と芸舞妓さんです。
狂言師の方は遠くに豆を投げるので、後ろの方にも福豆をゲットするチャンスはあります。



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北野天満宮の節分祭では追儺狂言に続いて、上七軒の芸舞妓さんが舞踊を奉納されます。
こちらも楽しみのひとつです。


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今年の節分は暦の関係で2日でした。
その日は日曜日ということもあり、いつも以上に大賑わいでした。
北野天満宮の節分祭で毎年行われるのが、茂山千五郎社中の皆さんが演じる追儺狂言です。
突然、深泥池に住むという鬼が現れて暴れだします。
そこに北野天満宮の末社である福部社の紅梅殿という神様が現れて鬼に立ち去るように命じます。
最後に鬼は豆を投げつけられて退散していくというあらすじです。
演じて下さった狂言師の一部の方は、最後に行われる福豆撒きにも参加されました。


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