2025年08月25日 拾翠亭 京都御苑の南側、今から約200年程前の江戸時代後半に建てられた公家屋敷のひとつ百日紅の咲く頃に訪問させて頂きました。高倉橋から全景を、お座敷から九條池を眺めました。2025.8.21
2025年08月18日 南禅寺方丈の百日紅 祇園祭も終わり、賑わいから少し落ち着いた頃、南禅寺に行きました。方丈庭園の回廊の脇に咲く百日紅ポツンと慎ましく咲いているのですが、回廊に彩を添えてくれます。2025.8.9
2025年08月12日 祇園祭・後祭 山鉾巡行 前祭は雨が降って残念でしたが、後祭は快晴でした。2014年に約150年ぶりに復活した大船鉾、去年に車輪が新調されました。その時は木目のままでしたが、今年は黒く塗られていました。また、下水引が新調されて回を重ねるたびに豪華になっていくのが楽しみです。それから、2022年に約200年ぶりに復活した鷹山の屋根ですが、次回はいよいよ塗りが施されるとのこと無地の屋根の鷹山を見るのは今回で最後になりますね。南観音山南観音山南観音山鯉山北観音山北観音山北観音山北観音山黒主山鷹山大船鉾大船鉾
2025年06月25日 詩仙堂 サツキと新緑 前日の深夜に雨が降ったようで、しっとりとしたお庭を拝観出来ました。客間から見るサツキは一気に咲くことが少なく、大体がポツリポツリという感じなのですが、お庭に出てみると結構咲いていたので見頃を迎えていたのではないかと思います。この時期はサツキと合わせて新緑も綺麗でした。2025.5.26
2025年05月20日 土蜘蛛(後編) 随心院のはねず踊りの際に招待伝統芸能として演じられた、千本ゑんま堂大念仏狂言の土蜘蛛今回は後編です。土蜘蛛を取り逃してしまった源頼光家来に命じて追っ手をかけます。そして、ついに土蜘蛛を見つけ出します。今度は逃すまいと最後の戦いが始まります。土蜘蛛も糸を出して応戦します。激しい戦いの末、土蜘蛛は討ち取られてしまいます。
2025年05月19日 土蜘蛛(前編) 季節の花の記事を優先したので、遅れた記事になりました。随心院で行われる、はねず踊りの際に伝統芸能も行われます。今回招待されたのは、千本ゑんま堂大念仏狂言の皆さんで演目は土蜘蛛でした。土蜘蛛は中でも人気のある演目のひとつで、圧巻は土蜘蛛が糸を投げる場面です。土蜘蛛は他に嵯峨大念仏狂言(清涼寺)でも拝見させて頂いたことがありますが、大きな違いは千本ゑんま堂の狂言は台詞があるということです。嵯峨大念仏狂言の際に千本ゑんま堂の皆さんは台詞もあるので一層難しいとリスペクトをされていましたが、嵯峨大念仏狂言の土蜘蛛は振りや鳴り物の音で観客がそれぞれで台詞を想像する楽しみがあり、どちらの土蜘蛛も迫力のある舞台でした。舞台は病に伏せる源頼光の場面から始まります。小姓を演じるのは小学校低学年くらいの可愛い女の子でした。頼光を見舞いに二人の家来が訪れます。頼光はお礼に家来にお酒を振舞います。家来が下がった後、一人の僧侶が現れます。実はこの僧侶の正体は土蜘蛛で、頼光の病は土蜘蛛の妖力によるものでした。頼光に襲いかかる土蜘蛛との戦いが始まります。あと少しのところで土蜘蛛を取り逃してしまった頼光続きは次回にて
2025年04月10日 はねず踊り 随心院に咲く紅梅の薄紅色は「はねず」という名で呼ばれていました。その昔、この地に住む小野小町を慕う深草少将が、百夜通いを成し遂げれば思いが成就するということで、小野小町の元へと通い続けたのですが。はねず踊りは、この物語を踊りと童歌で表したもので、はねず色の衣装を着た小学校4年~6年生の女の子たちが披露してくれます。はねず色の衣装は勿論、傘をかぶりゆっくりとしたテンポで踊る姿はとても可愛いです。
2025年04月06日 妙蓮寺 御会式桜 京都市内の早咲きの桜の名所もまだ殆どが蕾だった頃妙蓮寺の桜はほぼ見頃を迎えていました。こちらに咲くのは御会式桜(おえしきざくら)と呼ばれ、秋に妙蓮寺で行われる御会式の頃に花が咲き始めることからそう呼ばれています。2025.3.23
2025年04月01日 北野天満宮 梅 今年は梅の開花がかなり遅れました。北野天満宮もそうで、例年なら節分の時期には早咲きの梅がそこそこ咲くのですが、今年はまだ蕾のままでした。それから1ヶ月以上経った3月の後半、ようやく見頃を迎えました。この日はお天気も良く、折角なので花の庭にも入りました。ここに咲く梅は白、紅、ピンクの濃淡などで、カラーバリエーションがとても綺麗です。2025.03.20
2025年03月10日 雪の光明院 苔と岩が美しい波心庭も、この日はすっかりと雪化粧紅葉とサツキの風景は今まで幾度が見たことがありましたが、雪景色を見たのは初めてでした。丁度檀家の方が来られていて、障子を閉めて雪見窓から雪景色を見せて下さったのは幸運でした。2025.02.08光明院に向かう途中、臥雲橋から見た通天橋帰る時には雪が解け始めていました。