花園人の季節の足跡

関西の季節や行事を綴るブログです。

Category: 行事

北野天満宮の節分は福豆まきで締めくくられます。
豆を撒くのは狂言師の方と芸舞妓さんです。
狂言師の方は遠くに豆を投げるので、後ろの方にも福豆をゲットするチャンスはあります。



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北野天満宮の節分祭では追儺狂言に続いて、上七軒の芸舞妓さんが舞踊を奉納されます。
こちらも楽しみのひとつです。


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今年の節分は暦の関係で2日でした。
その日は日曜日ということもあり、いつも以上に大賑わいでした。
北野天満宮の節分祭で毎年行われるのが、茂山千五郎社中の皆さんが演じる追儺狂言です。
突然、深泥池に住むという鬼が現れて暴れだします。
そこに北野天満宮の末社である福部社の紅梅殿という神様が現れて鬼に立ち去るように命じます。
最後に鬼は豆を投げつけられて退散していくというあらすじです。
演じて下さった狂言師の一部の方は、最後に行われる福豆撒きにも参加されました。


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お正月の三賀日は家でゆっくりと過ごして、三賀日明けに映画村で楽しんで来ました。
その日は期間限定で花魁道中が行われていました。
花魁道中は禿とちょんまげの着流し姿の男衆が同行するので、江戸時代の雰囲気が味わえました。
また、花魁は女優さんが演じますので表情や所作は流石です。
この花魁道中はコロナなどの事情で5年ぶりに行われました。
この日の花魁は安芸乃太夫というお名前、大いに楽しめたイベントでした。


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今年の後祭の山鉾巡行は、最後の大船鉾の辻回しが終わった直後大きな雷の音が鳴って強い雨が降り出しました。
急いてアーケードの中に避難して雨は逃れましたが、間一髪という感じでした。


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7番目に来たのは浄妙山
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浄妙山
ご神体は平家物語の宇治川の合戦を描いたもの
筒井浄妙と一来法師の先陣争い、筒井浄妙の上を乗り越えているのが一来法師
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鷹山
この後、新町通に入ったところで電柱に接触して屋根の一部が壊れてしまったとのことでしたが、大事に至らなくて良かったです。
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鷹山と大船鉾が復活してくれたおかげで、後祭が一段と楽しくなりました。
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鷹山
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最後を飾るのは大船鉾
今回、新調された車輪はまだ白木のままでした。
今後、黒く塗られることでしょうから、この姿は貴重かと思います。
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大船鉾
新しい車輪にとっては今回が初陣ですね
割れ竹が敷かれて辻回しの準備です。
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大船鉾
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大船鉾
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大船鉾

後祭の山鉾巡行の日は比較的お天気に恵まれた日が多かったのですが、今年はそうではありませんでした。
前祭の23基に比べて後祭は11基と山鉾の数は少ないのですが、鉾や曳山の豪快な辻回しや懸装品の美しさは前祭と変わりはありません。



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後後祭の先頭は毎年決まって橋弁慶山です。
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橋弁慶山
ご神体は五条大橋での牛若丸と弁慶の戦いの様子です。
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2番目と6番目は年毎に北観音山と南観音山とが入れ替わります。
今年は北観音山が2番目を務めました。
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北観音山
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3番目は今年山一番を引き当てた黒主山
かなりの数を旋回してくれて観客を大いに沸かせてくれました。
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鯉山
黒地に赤の鯉の文字、懸装品の飾りがなく、いつもとは違う感じでした。
これは雨の予報を考えての雨仕様でした。
その為、左甚五郎作と伝えられる鯉のご神体が乗っていなかったのが残念。
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6番目の南観音山
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良い位置で辻回しが行われました。
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南観音山
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南観音山
辻回しを終え、新町通に向かって行きました。


花笠巡行は後祭の山鉾巡行の日に行われます。
特に舞妓さん(先斗町は芸妓さん)が参加され、その後に八坂神社で舞踊を奉納されることもあって人気の行事です。
コロナの後、行列の規模が小さくなり、また巡行の経路もかなり短くなってしまい、少し寂しい気がします。



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織商鉾
4人のミス織商が参加されます。
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織商鉾
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織商鉾
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祇園甲部の舞妓さん
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祇園甲部の舞妓さん
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祇園甲部の舞妓さん
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祇園甲部の舞妓さん
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宮川町の舞妓さん
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宮川町の舞妓さん
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宮川町の舞妓さん

前祭の山鉾巡行も終盤を迎えました。


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人気の蟷螂山
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蟷螂山
御神体のカマキリが動く様子は何だか愛嬌があります。
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菊水鉾
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菊水鉾の音頭取りの装束は他とは一味違います。
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放下鉾
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放下鉾
あやつり稚児人形「三光丸」の稚児舞い
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前祭の最後を飾る船鉾
普段なら船鉾の後に見える山鉾はないのですが、今年は鶏鉾の車輪が割れてしまい、その場でストップしてしまいました。
取りあえず、大事故にならなくて良かったです。


先頭の長刀鉾が出発した後、後続の山鉾が続きました。
その山鉾やちょっとした場面です。

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長刀鉾の後の2番手は山一番を引き当てた油天神山でした。
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こちらは白楽天山、後ろに函谷鉾が見えました。
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函谷鉾
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綾傘鉾の棒振り踊り
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芦刈山、前掛けはライオンの絵柄です。
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芦刈山の最後を務めたのは裃姿の可愛い男の子でした。
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巨体の月鉾が来ました。
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月鉾の囃子方の皆さん

今年の前祭の山鉾巡行は注連縄切りを見に行きました。
注連縄から八坂神社のある東側が神域とされ、お稚児さんが注連縄を太刀で切り落とし、山鉾が神域へと進んで行きます。




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長刀鉾がここに到着する前に注連縄が張られます。
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ストンという音が聞こえ、注連縄が切り落とされました。



八坂神社で祇園祭の長刀鉾に乗る稚児の社参の儀が行われました。
お稚児さんは社参の儀で「正五位少将」の位を授かり、町内で神の使いとして扱われます。


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先ずは、お稚児さんの補佐をする禿(かむろ)が本殿に向かいました。
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そしてお稚児さんが続きました。
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お稚児さんの履物は木靴です。
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社参の儀の後、お稚児さんは地に足をつけてはいけないので
強力が担ぎます。
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下鴨神社から上賀茂神社に向かう行列を待ちました。
街路樹に囲まれた加茂街道は道幅も左程広くはなく、間近で行列を見ることが出来ます。
葵祭は緑の綺麗な時期に行われますので、それもまた良いと思います。


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コロナの感染対策で葵祭の路頭の儀がしばらく中止になっていましたが、去年久しぶりに行われました。
ところが当日の天候不良により翌日に順延となり、行けなかったのが残念でした。
そういうことで個人的には久々の葵祭の観覧となりました。
今年の斎王代もお綺麗な方でしたし、平安時代の装束を纏った女官の皆さんも雅でした。



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はねず踊りの際に行われたもう一つの招待伝統芸能が石見神楽の大蛇でした。
須佐之男命(すさのおのみこと)が出雲の国で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する有名な神話です。
演じて下さったのは京都瓜生山舞子連中の皆さんで、京都芸術大学の卒業生が中心となって石見神楽の研究をしておられます。
石見神楽は以前から是非見たいと思っていて、その念願が叶ってとてもラッキーでした。
何といっても、須佐之男命が八岐大蛇と闘う場面は迫力がありました。



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はねず踊りの際に招待伝統芸能も行われます。
その中の一つ、今様です。
大勢で行われるところもありますが、こちらは赤袴と白袴の二人で舞います。
今様はこの日4回行われ、その都度舞い手が変わります。
中には小学生の時に、はねず踊りで舞台に立たれた方もおられたとのことで、今回のはねず踊りの中で今度は今様で舞台で舞う方もいるかも知れません。


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